オリンピックでついつい肌ばかり見てしまう
この夏、世界を大いに盛り上げた、リオオリンピック。僕としては卓球に大注目しており、福原愛ちゃんの満面の笑みも見られたことで大満足でした。いやー、よかったよかった。え、オリンピックネタ引っ張りすぎって?毎度すみません(笑)。
ですが、卓球に目が行ってしまったのには、他の理由があります。
――それが、あの肌の美しさ。
愛ちゃんもそうですが、中国やドイツの選手の方々も、ほぼ全員が美肌でした。しかも後になってよくよく考えてみると、この現象は卓球ばかりではなく、バドミントンやバレーボールでも見られたような気もするんですよね。
スポーツと言えば、汗をかき、屋外では紫外線を大量に浴び、メイクは崩れ……と考えてしまう人も多いのではないでしょうか。
スポーツ選手だからこそ普段の生活で美肌が作られる
プロスポーツ選手は、毎日の練習によって体が作られます。
日々、練習と試合とを繰り返して、たくましく、そして強い選手へと成長するんですね。毎日が練習漬けですから、汗をたっぷりとかき、体をめいいっぱい動かしています。
そんなアスリートたち、実はこの練習漬けの生活サイクルによって、自然と肌に良いことをしているのです。ですから、試合後のインタビューで「美肌のためにやっていることは?」と問われても、答えの多くは「特に何も」なんですね。
顕著なのは、“霊長類最強の女”としても呼び声高い、吉田沙保里選手。彼女は練習終了後などはノーメイクでインタビューに答えることも多いようですが、にも関わらず、とても美しい肌であるように見受けられます。それはいったい、なぜなのでしょうか。
ここからは僕の想像ですが――例えば、練習のあとは必ずシャワーを浴びますよね。顔も洗い、汗をさっぱりと流した状態になります。
これをたびたび行えば、汗でべたべたしたまま放置するようなことはまずないでしょう。しっかりと汗をかくので、新陳代謝も良くなっています。そうなると肌のターンオーバーも快適に実行されるわけです。
規則正しい生活がスポーツ選手の美肌を作る
スポーツ選手の多くは、不規則・不摂生な生活をしていません。
食事に関しては、栄養士さんやトレーナーさんたちからアドバイスを受け、体をより強くするための食事を心がけているでしょうし、特に寮に入っている方の場合、食事は完全に管理されていることが多いようです。
また、寝不足になれば当然パフォーマンスは落ちますから、普段から睡眠は十分に取っているはず。試合前、緊張で眠れないときにも、睡眠導入のための手段を講じていることでしょう。
良質な眠りは、肌に対して良い影響を及ぼします。これは、人間の肌は細胞分裂を繰り返すことで新しい肌に生まれ変わっており、睡眠時にその入れ替えが行われるためです。
このように、気づかないうちに……というよりは、スポーツにおいて良い成績を出そうと頑張っている生活、それ自体が美肌を作っているのですね。
美肌のために必要となる「睡眠」の話題については、「面倒なことは一切なし!簡単に美肌をつくるために大切なこと」でも書いていますので、あわせて参考にしてみてください。