近頃、僕が個人的に推している女優さんの1人として、波瑠さんがいます。
ドラマ『あさが来た』で主演女優を演じたのがきっかけで、大ブレイク。コミカルなシーンもシリアスなシーンも演じわけ、さらに共演者の玉木宏さんや友近さんとの掛け合いもバツグン! 年齢を問わず、多くの人が波瑠さんの魅力の虜になりました。
そこで今回は、今注目の波瑠さんについて、とことん調べてみようと思います。
いぶりがっこって知ってる?
聞くところによれば、波瑠さんは「いぶりがっこ」が好きなのだそう。僕たちアラフォー・アラフィフ世代にとっては馴染み深い食べ物ですが、平成生まれの世代ではもしかするとあまり聞かないかもしれませんね。
いぶりがっこは、秋田で作られている食べ物。簡単に言えば「大根の漬け物」なんですが、作り方がちょっと変わっているんです。
と言うのも秋田は寒いので、漬け物を作ろうにも、冬に大根を外に干すと凍ってしまいます。そこでまず、部屋の囲炉裏の傍で干します。これを「いぶし」と言い、その大根を米ぬかで漬けこんだものが「いぶりがっこ」となるんです。
最近は全国各地のスーパーでも販売されていますが、秋田県のおみやげとして食べる機会のある人もいらっしゃるのではないでしょうか。
ちなみに、いぶりがっこの「がっこ」とは、漬け物のこと。秋田県の方言で「いぶした漬け物」を指し、だから「いぶりがっこ」という名前がつけられた――という説が有名です。
いぶりがっこには麹が使われており、発酵食品にも分類されます。甘みや旨味が詰まった漬け物は独特の味わいで、ハマる人はとことんハマる味。苦手な人も、クリームチーズなどのチーズ類と一緒に食べると食べやすいですよ。
秋田県と言えば、先日、お笑い芸人のアンジャッシュ・渡部建さんとの結婚を発表した佐々木希さんの生まれ故郷でもありますね。
「秋田美人」という言葉もありますが、いぶりがっこにはもしかすると、美肌を作り出すパワーが秘められているのかも……? 詳しくは、以下の記事を読んでみてください。
「秋田に美人が生まれる秘密!それは「いぶりがっこ」にあった」
波瑠さんの好きな食べ物はなかなか渋い
いぶりがっこのほかにも、波瑠さんは「しめさば」も好きなのだとか。思っていたよりも渋いですね……。いやー、いいチョイスしてます!
ちなみにしめさばは、作り方によって発酵食品に分類されないケースもあります。西日本では「きずし」とも呼ばれ、東日本と比べると漬かりが浅いそうです。
波瑠さんはほかにも、鍋料理やジンギスカンも大好き。いずれも野菜がたくさん食べられますし、栄養バランスが整った料理だと言えますね。
そのように聞くと野菜が好きそうなイメージも浮かびますが、嫌いな食べ物はカリフラワーとマンゴーなのだそうです。「野菜だったら何でも大丈夫!」というタイプではない部分に、ちょっとした親近感が沸きますね。
あとは、お好み焼き、たこ焼き、明石焼きといった粉モノも好物なのだそう。なかでも、一番の大好物は串カツとの話。串カツも、野菜や豚肉などをバランスよく食べるそうなので、自然と体に良いものを好んで食べているようにも見えますね。
波瑠さんを悩ませている現代病とは?
健康的な食生活を送っている波瑠さんですが、現代人の多くにとっても無縁ではない、ある症状で悩んでいるそうです。それが、「冷え性」。
子供のころから重い冷え性で、家では4枚履きの冷えとり靴下を愛用しているそうです。寝るときには専用の靴下を準備して、靴下を履いて寝ているのだとか。重度の冷え性に悩む人のなかには、見に覚えのある方もいらっしゃるのではないでしょうか。
健康のために半身浴とヨガを続けているそうですが、冷え性との戦いは今なお続いている模様。波瑠さんはお風呂も大好きで、長いときには2時間も入っている日もあるそうです。半身浴タイムを使って、入浴しながら台本を覚えているとのこと。
半身浴とヨガで体を温めつつ、夏場でもクーラーを極力使わない生活をしているそうです。クールビューティーな印象が強い波瑠さんですが、こうして地道な努力も続けていると知ると、ますます親近感が沸いてこようというもの。
将来はぜひ、日本を代表する大女優になってほしいものですね。