みなさんは、「おからダイエット」をご存知ですか?
おからといえば、お弁当に入っていたり、追加の一品として惣菜で買ったりと、身近な食材のひとつ。僕もおからは大好きです! ほかの大豆製品と比べると、なんとなくマイナーなイメージもあるのが残念ですが……。
そんな和食の定番であるおからは、実はダイエットをサポートしてくれる存在でもあります。今回は、おからダイエットの方法や効果、注意点などを紹介していきますよ!
「おからダイエット」とは?
まずは、「おから」とはどのような食材なのかを確認しましょう。
おからは、豆腐を作る工程でできる食材。大豆を絞って豆乳を作るときに、絞りかすが出ます。これが、おからです。「卯の花」「きらず」といった呼び方もありますね。
おからにも種類があり、煮物などに使うしっとりしたおからと、乾炒りに適したパサパサとしたおからがあります。――みなさんは、どちらが好きですか?
そんなおからを使ったダイエットの方法は、とっても簡単です。
普段食べるものを、おから中心のメニューに変えるだけ!
例えば、いつもはお肉で作るハンバーグをおからに変えてみたり、ご飯の代わりにおからでドリアを作ってみたり。おからを代わりに使うメニューはたくさんあり、パンケーキやクッキーなどのデザートも作れちゃいます!
この方法ならば制限もなく、今日からでも始めることができます。作るメニューによって、おからの種類を使い分けてみてください。
おからダイエットの効果
では、おからダイエットの効果はいかほどなのでしょう?
まず言えるのは、おからメニューはお腹がいっぱいになります。「お肉の代わりがこれで、満腹になるの?」と思われるかもしれませんが、まったくお肉にも引けを取りません。
なぜなら、おからには食物繊維がたくさん含まれているからです。食物繊維は、体内に取りこまれると水分を含み、膨張します。ですので、想像よりも満腹感が得られるはずです。
また、食物繊維といえば、便秘解消効果を持っていることが挙げられます。――振り返ってみると僕は、「ダイエットをするなら、腸内環境を整える」といつも言っているような気がしますね(笑)。便秘が解消されれば体重は減りますし、代謝も良くなります。
食物繊維のほかにも、おからには「大豆サポニン」という成分が含まれています。これは、血管に付着している脂肪の吸収を防止してくれる働きを持っています。さらに、生活習慣病やがん予防にもなると言われています。
このように、嬉しい効果がたっぷりのおからダイエットですが、簡単に始められるという点もメリットと言えます。レシピさえわかれば、無理なく始めることができますもんね。ほかのダイエットとも併用できますので、ぜひ一度試してみてください!
おからダイエットの注意点
良いことづくめにも見えるおからダイエットですが、注意点もあります。
たとえば、生のおからを使うとき。おからの賞味期限はあまり長くなく、買ったその日に使うのがベストだとされています。もし、たくさん買いすぎて使い切れなかった場合は、フライパンで炒めてから冷凍すると良いですよ。
また、「油や調味料を吸収しやすい」というおからの特徴も知っておく必要があります。おからだけで料理ができれば低カロリーですが、油や調味料をたくさん使えば当然、高カロリーになります。油や調味料の量を気にしつつ、おから料理を作るようにしましょう。
最後に、ダイエットに良いからといって食べすぎてはいけません。……これは何にでも当てはまることですね(笑)。おからは食物繊維が豊富なので、食べ過ぎると下痢になるリスクもあります。1日の摂取量は、50gほどを基準に考えるようにしてみてください。
おから料理を早速試したい方には、以下の記事がおすすめです!
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