男が憧れるものといえば、ボクシング!
僕も一時、憧れていた時代があります(笑)。
僕くらいの年代ですと、ボクシング=『ロッキー』となります。
晩年の作品はちょっとアレですが、僕の中の傑作は『ロッキー4』。完全アウェイのロシアに乗りこみロッキーが親友の仇を討つ展開は、まさに男心をくすぐるもの。
『ロッキー4』を観たあとに「僕も強い男になる!」と、ボクシングジムのパンフレットを取り寄せたことは、死ぬまで秘密にしておきます。
閑話休題。
本物のボクシングで僕らを熱くさせてくれたボクサーといえば、僕は亀田興毅さんを挙げたいと思います。
現役時代は、彼らしい言葉やパフォーマンスが目立っていました。そんな亀田興毅さんのプロポーションは、やはり完璧。体作りのことは、彼に聞くのが一番かもしれませんね!
ということで今回は、亀田興毅さんに学ぶダイエット方法をご紹介します。
ボクサーの痩せ方とダイエットは別物
ボクサーは、試合前にウエイトを調整していきます。計量の瞬間は、見ていてもかなり辛そうなのがわかりますよね。――そして、試合直前にリバウンドさせるのです。
このボクサーの痩せ方は、本当に特別なもの。水分量を減らしたうえで、あとで増やすようなイメージですね。痩せるために行うのではなく、「リバウンドさせるためにやっている」といっても良いでしょう。
ですので、僕たちがするダイエットとボクサーのそれとでは、方向性が若干異なります。本気でダイエットを成功させたいのであれば、日々の積み重ねと、油断せずに続けていくことが大前提となります。
筋肉をつけて基礎代謝を上げる
きれいな体を作りたいからといって、亀田さんのようなムキムキボディを目指す人は少ないのではないでしょうか。……僕もさすがに、鍛えてもアレにはなれないとわかっています(笑)。
しかし、亀田さん曰く、程よい筋肉をつけることは、ダイエットにとっても大切なことなのだとか。
なぜ筋肉をつけるのが良いかというと、それによって基礎代謝が上がるからです。基礎代謝とは、何もしなくても自然に使われているエネルギーのこと。一般的な男性は約1,500カロリー、女性は1,200カロリーほどと言われています。
筋肉が消費する基礎代謝は、全体の約2割と言われています。ということは、筋肉の量を増やせば、必然的に消費カロリーも増えるというわけですね。
もちろん、筋肉をつけたからといって、劇的に痩せるわけではありません。ですが、筋肉をつけるためには日頃の運動が大切になってきます。そして、運動を続けることでそれが習慣になれば、自然と痩せていくわけです。
運動を習慣化させながら、痩せやすい体作りを目指していきましょう!
野菜が一番!亀田流食事の仕方
また、亀田さんは普段、いろいろな野菜をサラダにしてたくさん食べているそうです。もともと野菜は苦手だったそうですが、ドレッシングをつけるなどの工夫をして、自分流に食べる努力を続けてきたとの話です。
そして、亀田さんが何よりも勧めているのが、納豆です。ご本人はなんと、1日に7パックも食べているのだとか!
納豆といえば、昔から優れた栄養食品と言われていますよね。納豆のタンパク質には脂肪を燃やす効果があり、大豆サポニンには肥満予防の効果がありと、ダイエットに最適な食材なのです。いつもの食事に付け加えるだけですから、今日からでも試してみてください。
亀田さんの食事の仕方は、朝と昼にしっかり食べて、夜は控えめにしているそうです。これもダイエットでは欠かせない方法ですよね。忙しい人は朝食を抜いてしまいがちかもしれませんが、頭を働かせるためにも、ダイエットのためにも、朝はしっかりと食べましょう。
このように、亀田さんのダイエット方法は食事を抜くのではなく、しっかりと食べて痩せていく方法です。これならば制限も少なく、続けることができそうですよね。
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