いよいよ本格的な冬の入り口に差し掛かり、ハンドクリームやリップクリームが手放せない季節になってきました。
冷え性の方は寒さ対策も始めているのではないでしょうか。
手袋やニット帽、ひざ掛けも有効ですが、食事にも気を遣って体の中から寒さ対策をしましょう!
今回は体を温める食材と、おすすめのレシピをご紹介致します。

 

体を温める食材とは?

皆さんは体を温める食材と聞くと、どんなものを思い浮かべますか?
今回はよく知られているものから、ちょっと意外なものまで取り上げていきます。

・生姜

言わずと知れた体ポカポカ食材。
生姜に含まれるショウガオール、ジンゲロールは体を温め、血流を促進する作用があります。
ただし、生の生姜は手足を早く温めてくれる一方、体の中から熱を奪うため、体温を下げてしまいます。
食べる際には加熱してから食べましょう。
また、乾燥の生姜も効果的なので、活用してみて下さい。

・土の中で育つもの

土の中で育つものは、体を温める効果があります。
にんじんやごぼう、大根などの根菜類や、かぶ、じゃがいもなどが当てはまります。

・発酵食品

発酵食品に含まれる酵素には、体の代謝を良くする効果があります。
チーズやキムチ、ヨーグルトなどが当てはまり、普段の食事で比較的摂取しやすいのが嬉しいポイント。
もちろん、「なかきれい酵素」も効果的です!

・鮭、海老

鮭や海老などの暖色系の食材は、体を温める効果があります。
魚介に多く含まれるビタミンEは血行を促す働きがあるため、体を内側から温めポカポカに。

・香辛料

ニンニク、胡椒、シナモンなどは身体を温める効果があります。
特にニンニクには交感神経を刺激する働きがあり、血行促進により冷え性がやわらぐ他、風邪予防にも効果的です。

 

体を冷やす食材とは?

では反対に、体を冷やす食材にはどんなものがあるのでしょうか。

・土の上で育ったもの

上記とは反対に、土の上で育った食材は体を冷やしやすいと言われています。
きゅうりやスイカ、トマトなど、夏によく食べられるものがその代表です。

・清涼飲料水

清涼飲料水に含まれる添加物は、体を冷やすと言われています。
コーヒーや緑茶も体を冷やす飲み物とされているため、紅茶やほうじ茶、ウーロン茶などを選ぶとよいでしょう。

その他、牛乳、生野菜、暑い地域で育つ食材(バナナ、パイナップルなど)も体を冷やすと言われています。

 

管理栄養士おすすめ!体ポカポカレシピ

・フライパンひとつで!秋刀魚とごぼうの炊き込みご飯

材料(1人分)
秋刀魚       半尾
米         半合
だし汁       180cc
ごぼう       50g
人参        20g
生姜        1片
★そばつゆ     小さじ1
★みりん      大さじ1/2
★醤油       大さじ1/2
いりごま      少々
すだち       1/2個

作り方
① 秋刀魚は内臓を取り、3枚に下ろす
② フライパンにクッキングシートを敷き、両面焦げ目が付くまで焼く
③ 米は軽く洗い、30分ほど吸水し、水を切っておく
④ ごぼうはささがきにし、数回水を替えながらさらす。人参と生姜は千切りにする
⑤ フライパンに米、ごぼう、人参と生姜を入れ、★の調味料とだし汁を加え、上に秋刀魚をのせる
⑥ 強火で加熱し、沸騰したら弱火にし、12分加熱する。最後に強火で数分加熱すると、いい感じのお焦げができるのでおすすめです
⑦ 火を止め15分ほど蒸らし、いりごまとすだちを添えて完成
エネルギー:523kcal 食塩相当量:2.0g

ポイント
今年は安価で脂がのっていた秋刀魚。
食べ飽きてしまった、なんて方も、今年の食べ納めとして、炊き込みご飯はいかがでしょうか?
根菜のごぼうと人参、生姜を使うことで、体を温める効果もあります。
たくさん作って冷凍しておけば、いつでも手軽に味わうことができおすすめです。

・ガーリックシュリンププレート

材料(1人分)
ガーリックシュリンプ
バナメイエビ     5尾
オリーブオイル    大さじ1
にんにくみじん切り  小さじ1
バター        2g
塩          小さじ1/4
胡椒         少々
玉葱         1/4個
五穀米        160g
生野菜(お好きな野菜)  30g
さつまいものヨーグルト和え
さつまいも      60g
ヨーグルト      大さじ2
マヨネーズ      大さじ1/2
塩・胡椒       少々

作り方
① えびは塩(分量外)でぬめりをとり、水で洗い、背わたを取る
(殻はついたまま使用します)
② オリーブオイルとニンニクと合わせ、なじませる
③ 玉葱は5mm程度の厚さにスライスする
④ ②をバターで炒め、塩・胡椒で味を調える
⑤ えびを取り出したフライパンで、玉葱を炒める
⑥ さつまいもは角切りにし、500Wの電子レンジで3分加熱する
⑦ さつまいもをつぶし、熱いうちにヨーグルト、マヨネーズ、塩・胡椒で味を調え、冷蔵庫で冷ます
⑧ お皿にご飯、生野菜、さつまいものヨーグルト和え、玉葱ソテーを盛り、その上にガーリックシュリンプをのせたら完成
エネルギー:643kcal 食塩相当量:2.0g

ポイント
ワンプレートで洗い物も少なくバランスよく食べられるメニュー。
えび、にんにく、さつまいも、ヨーグルトと、体を温める食材をたくさん使用しています。
えびの殻に含まれるキチンには、血中の悪玉コレステロールを下げる働きや、お腹の調子を整える作用など、栄養が含まれています。
レシピのようにバナメイエビを使用する場合、殻は柔らかいのでそのまま調理して問題ありません。

 

まとめ

「冷えは万病の元」と言われるほど大敵とされています。
今年は異常気象の影響が大きいため、大寒波や豪雪などに注意したいですね。
今回ご紹介した食材を食卓に取り入れるほか、暖かい飲み物や、なかきれい酵素で血行をよくし、冷え知らずの冬を過ごしましょう。
もちろん、防寒対策もお忘れなく!

 

writer:矢崎海里
大学を卒業後、大手企業の栄養管理業務を行いながら勉強をし、管理栄養士国家試験に既卒で合格。
現在は管理栄養士やフードスペシャリストなどの資格を生かし、企業で働く傍ら、Webメディアでも活動。
レシピ考案が好きで、一度作ったものは作らず、常に新しいメニューを自炊し楽しんでいる。
趣味は旅行で、20代のうちに47都道府県行くことが目標。

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