唐突ですが、世の中バランスって大切ですよね

 

バランスと言っても範囲は広く、食べ物、スポーツ、時間、夫婦間など本当に様々です。夫婦の場合、お互い性格が似たものよりも不足部分を補えるような関係がいいと言われていますがどう思われますか?

 

大雑把な夫に、些細なことに気が付く妻みたいな感じでしょうか。そんなご夫婦は傍から見ていても上手くバランスがとれているなぁと感じます。うちの場合は、一つのことを追求するあまり(酵素のことです)会社まで興してしまった酵素オタクの僕と、多趣味な妻とで上手くいっているのかな?と思います。

 

お笑い芸人だとボケと突っ込み役がいるから自然と両極端なキャラクターになっていきますよね。僕好みの芸人は「ダウンタウン」ですね。もうコンビで活動することは殆ど無いですけど。個人的には「ブラックマヨネーズ」がいけてるかと思います。2人のテンポのいい駆け引きに目が離せません。

 

では、栄養についてはどうでしょうか。子供の頃よく言われた言葉に「バランスよく食べないと大きくなれないよ。」があったと思います。野菜を食べずに肉だけ食べる子はよく注意されていましたっけ。子供の頃から「バランス」という言葉をよく聞かされ、その大切さを説かれたものです。

 

いろいろと前置きが長くなりましたが、今回は栄養素の中でも人間の体の約20%を占めるタンパク質の元、アミノ酸について書かせていただきます。

 

人間の生命維持のためにも絶対に欠かすことのできない栄養素なので積極的に摂りたいところですが、最高に摂るにはバランスが関係してきます。栄養があるからって、がむしゃらにアミノ酸が豊富な食品だけを食べていても、上手く吸収されないんですね。

 

 

アミノ酸とは何でしょうか?

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自然界に存在する広い意味でのアミノ酸は約500種類あると言われています。動物の化石や宇宙の隕石に含まれていることもあります。またキノコの毒成分がアミノ酸だったりと、全て安全なアミノ酸とは限りません。その中で、私たち人間が必要としているものは20種類で、その中でも人間の体の中で合成できずに食べ物から摂らなければならないアミノ酸は9種類です。その外部から摂らなければならない種類を必須アミノ酸と言います。

 

アミノ酸とは何者かといいますと、タンパク質を構成している物質のことです。食べ物として外から取り入れたタンパク質はそのままでは吸収出来ないため、体の中でアミノ酸に分解されて吸収します。タンパク質はアミノ酸20種類が結合されたもので人間の体の約20%を占めています。だからアミノ酸は生命を維持していくのに必要不可欠な成分ですし、体の中で合成できない9種類の必須アミノ酸は必ず外から摂らなければならない重要な栄養成分です。

 

僕たちは、このタンパク質の形成物を見ることができます。代表的なのは皮膚、爪、髪の毛です。美容院ではタンパク質の一部を切り落としているんですね。お金を払って大切なタンパク質を捨てるのは少しもったいない気もします(笑)

 

他に殆ど目にすることはありませんが、(見たくありませんが)体の内側からだと血、内臓、筋肉などです。バランスよく栄養が摂れていなかったり、不摂生が積み重なると肌が荒れたり、体調が悪くなるのはアミノ酸不足が原因になっていることも。

 

このように考えると、食べ物の栄養素が自分の体を直接作っていることを実感できるので、毎日の食事の摂り方について考えさせられますね。「人間の体は自分の食べたものから出来ている」と言われていますが、本当にその通りだと思います。

 

アミノ酸スコアと食事の摂り方

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健康維持に必要なアミノ酸がいくら体に大事だからって、ただ闇雲にそれだけを摂っていても健康につながりません。大切なのはバランスよく摂ることです。そこで一つの指標となるのが、アミノ酸スコアです。スコアと聞くとついゲームのことを思い出しますが、このスコアとは、食物内にある必須アミノ酸9種類の含有比率を計算したものです。スコアの最高値100は、最も必須アミノ酸のバランスがよいという事です。

 

アミノ酸スコア100の食品は卵と魚介類、肉類、乳製品です。植物性食品は動物性食品に比べ全体的にスコアが低く、穀物の最高点は玄米の68、ナッツ類では栗が64です。「じゃー、毎日肉だけ摂ればアミノ酸がたっぷりで健康的だな。」と思われるかもしれませんが、そう単純ではありません。人間の健康維持はアミノ酸を含めた総合的な栄養素のバランスで成り立っています。残念ながらアミノ酸スコアが最高の肉には脂肪などあまり摂りたくない、もしくは摂取過剰で不健康になる成分も含まれていますし、また通常の食事では食物を単品で摂ることはまずなく、色々な食物を同時に摂ります。だから成分の欠けたもの同士を上手く補える組み合わせがいいのです。

 

アミノ酸スコアについて考えますと、例えスコアが100以下でも足りない種類の必須アミノ酸を補える組み合わせで食べればいいのです。普段の食事で最高の組み合わせが大豆と玄米と言われています。

 

現在、大豆のアミノ酸スコアは100と改定されていますが、以前は86でした。実は大豆には必須アミノ酸のメチオニンとスレオニンが少ないのです。(新基準は各国の食事で摂れる栄養素を考慮した結果、肉類が摂れない国も出てくることから大豆を100と改定したと言われています。)メチオニンは米か玄米で補えます。トリプトファンは魚、肉、卵で補えます。食材を組み合わせてアミノ酸スコアを100にするといいでしょう。

 

《参考元》

Online Organic & Healthy Fook Shop-アミノ酸スコア表

 

アミノ酸を食事で最高に摂る

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ポイントは、まず食事全体の栄養バランスを見ます。すなわち6大栄養素をバランスよく摂れるようにするのです。その上でアミノ酸スコアを100に出来るように食材を組み合わせます。栄養素を調べて計算するのは面倒だし難しいので栄養のプロにお任せしたくなりますよね。

 

そこで、簡単な方法をご紹介しましょう。アミノ酸を食事で最高に摂れるメニュー、それは日本の伝統的なメニューを摂る事です。玄米、野菜の味噌汁、そして卵または魚の組み合わせです。

 

以前このブログで「マクロビオティックとは何か?逆輸入で広まった日本発の食養生」をご紹介しましたが、日本の伝統食を摂る考えはマクロビオティックに通じます。伝統食は日本人にとって簡単で最高のメニューですが、完璧ではありません。

 

残念ながら、現代の食物に含まれる栄養素は減っているからです。だからこそ、日々の食生活には気を配りたいものですね。

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