実は二日酔いになりにくいお酒があるんですよ!
嬉しいですね~!
二日酔いの原因って何なんですか?
ちょっと真面目にお話しますと、二日酔いの原因のひとつと考えられているのが、メタノールという成分です。(今、ふんぞり返って話をしています)
メタノールは、アルコールの中に、主成分のエタノールとは別に、わずかに含まれている成分です。
メタノールが分解される過程で、ホルムアルデヒドや蟻酸などの有害物質が生成されます。
これらが二日酔いの原因のひとつと考えられています。(悪いヤツ等ですね)
メタノールの分解は、エタノールの分解が終わってから始まります。(随分偉そうなヤツですね)
エタノールの分解が終わるのは、お酒を飲んだ翌朝位です。そこからメタノールの分解が始まります。飲んだ翌朝に頭痛がするのは、この為です。
ちなみに、迎え酒をすると頭痛が軽くなるのは、アルコールを摂取する事で、新たなエタノールの分解が始まるからです。(問題点を先送りしているだけで解決にはなっていませんね。どこかの国の政治家みたいですね!笑)
また、いくつかの種類のお酒を、血中アルコール濃度が等しくなるまで飲む実験が行なわれました。
その結果、メタノールの含有率が高いお酒を飲んだ被験者の方が、メタノール含有率が低いお酒を飲んだ被験者よりも、重度の二日酔いになったそうです。(実験とはいえ、気の毒ですね)
つまり、簡単に言えば、メタノールの多いお酒を飲んだ方が二日酔いになりやすく、その逆の場合は二日酔いにはなりにくいという事になります。
メタノール含有量の多いお酒・少ないお酒の見分け方
メタノールの含有量の多い・少ないを見分ける事が出来れば、二日酔いを回避できる可能性も高くなりますね。
簡単にそれらを見分ける方法があるんですよ!見分け方は簡単で、お酒の色に着目するのです。色が濃いお酒ほどメタノール含有量が多く、色の薄いものは少なくなります。(色を見る時はサングラスは外してくださいね!笑)
色の濃いお酒である赤ワインやブランデーなどは、メタノールが多く含まれる為、二日酔いになりやすく、色の薄い焼酎やウォッカはメタノールが少ない為、二日酔いになりにくくなっています。(少ないからって飲み過ぎちゃダメですよ!)
二日酔いを予防する食品
二日酔いを予防するには、お酒のメタノール含有量を意識するのも大切な事ですが、それだけではダメです。その日の体調や、飲み方なども深く関わって来ます。
その日の自分の体調と相談しながら、無理のない飲み方を心掛けましょう。(自分の身体を強引に説得するのはやめましょう!笑)
二日酔いを予防する為には、飲みながら食べる事も大切です。飲酒前や、飲酒中に何を食べると二日酔いしにくいかをお教えしたいと思います。
1. 梅
ビタミン・ミネラル・有機酸が豊富に含まれており、疲労回復と新陳代謝を促進する効果があるので、アルコールを抜けやすくします。胃腸を整えたり、肝臓の機能を強化する作用もあります。飲酒前に摂っておくと、肝臓への負担が減ります。
2. 乳製品(牛乳、チーズ、ヨーグルトなど)
乳製品には肝機能を活性化させる成分が非常に多く含有されており、積極的に摂取する事でアルコールの分解が速くなります。飲酒前に牛乳を飲むのは効果があります。ワインを飲む時に一緒にチーズを食べるのも効果的です。
3. グレープフルーツ
柑橘類の中でもずば抜けてビタミンCが豊富なグレープフルーツは、疲労回復効果と、肝臓の解毒作用を助ける効果があります。
4. 大豆
ビタミンやアミノ酸、消化酵素が豊富に含まれています。疲労回復や肝臓の解毒機能を改善します。アルコールの分解を促進する脂質やたんぱく質も含んでいます。
5. 味噌汁
二日酔い対策の代表選手です。肝機能を高め、味噌に含まれるアミノ酸がアルコールを分解する為、アルコールが抜けやすくなります。飲酒中に飲むと、二日酔い防止に効果的です。特に、疲労回復効果が高い大根や、胃腸回復効果のあるショウガを具に使った味噌汁が効果的です。
もうひとつの効果的な飲み方は、梅干しを味噌汁に浮かべて飲む事です。二日酔い防止効果がグッとアップします。(くどいようですが、二日酔い防止に効くからと言って、食べ過ぎはダメですよ!笑)
但し、常にこれらの食品を飲酒前や飲酒中に摂れるとは限りませんよね。外出先から直接飲み会に行く時などは、尚更です。
でも心配ご無用!
なってしまった場合の二日酔い事後対策も以下にまとめてあります。
春は歓送迎会で飲み会の多いシーズン。万全の準備で宴席を楽しんで下さい。
またサプリという手もありますよ。お勧めのサプリは、もちろん、僕の最高傑作です。よかったらそちらも試してみてください。