この前、久々に「サザエさん」を観ました。久々に観ても全く色褪せていない、バツグンの安定感に、何ともいえない安らぎを感じてしまいました。
当たり前ですが、「サザエさん」の登場人物は歳をとりません。サザエさんは永遠の24歳であり(意外と若いですね)、タラちゃんは永遠の3歳児です。
ちなみにWikipediaによると、マスオさんは早稲田大卒の商社マンだそうですよ。結構エリートですね。そんな僕は、阪大卒の元商社マンです。余談でございました。
関係ないですが、同僚のアナゴさんが27歳だと知った時の衝撃は忘れられません。まさかの20代、老けすぎです。
6~8歳までの食生活がその後の成長を左右する
さて3歳のタラちゃんの好物はエビフライや唐揚げなど、いかにも子どもが好きそうなメニューだそうです。タラちゃんはずっと3歳なのでそれでもいいですが、実際の子どもは成長していくので、好きな物だけを食べさせているわけにはいきませんよね。
最近では若い内からのメタボや、キレやすい子ども、風邪やアレルギーに弱い免疫系トラブルなど、僕たちが子どもの頃にはなかった様々な問題が、若年層の間で多く発生しています。
それらは子ども時代の食生活が大きく影響していて、生まれてから6~8歳ぐらいまでの食事が、その後の子どもの成長に大きく左右すると言われています。
体の病気だけでなく、心の病の原因にも
メタボについては言わずもがな、揚げ物やスナック菓子など、子どもが好む高カロリー&高脂質の食べ物ばかりを好きなだけ与えるのが原因でしょう。
人間の味覚は8歳頃までに確定してしまうため、これらの濃い味や添加物の味に慣れてしまった子どもは野菜や果物を避けるようになり、偏食の激しい大人になってしまいます。
そうすると、若くして動脈硬化などの生活習慣病を患うだけでなく、人間関係がうまくいかない、他人や自分を好きになれないなど「心の病」に冒される可能性も高くなるのだとか。毎日食べている物が、人格形成にまで影響を及ぼしてしまうんですね。
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アレルギーの発症は免疫力の低下が一因
アレルギーやアトピーの子どもが増えている問題にも、少なからず食事の影響が考えられます。「親からの遺伝じゃないの?」と思われがちですが、子どもの体質において遺伝が及ぼす影響は約3割で、残りはすべて生後からの食生活にあるとか。
アレルギーや風邪を引きやすいのには『免疫力』が関係していて、それらのほとんどが集中しているのが「腸の中」です。
つまり、【食べ物が偏る→ 消化吸収が十分にされない→ 腸内環境の悪化→ 免疫力の低下】という悪循環を起こしてしまうわけなんですね。
だからと言って、幼い頃から栄養満点の食事ばかりを与えられるわけではありませんよね。どうしても子どもが苦手な食材はありますし、無理に食べさせようとすればかえって好き嫌いが激しくなってしまい、これまた悪循環です。
子どもは大人と違って腸の消化酵素が未発達なため、少し大きくなれば大丈夫になる食材でも、小さい内はすぐにアレルギー反応を起こしてしまい、食べさせられない物も出てきます。
子どもの食事には栄養バランスと薄味の調理が肝心
そうなると、愛する我が子の健康と成長を考えるママたちは、「一体子どもたちに何を食べさせればいいの?」と困ってしまうでしょうが、大切なのは“栄養のバランス”と“塩分過多を避ける”ことです。
余談ですが「なかきれい酵素」は、味噌などと同じ“麹菌の酵素”がたくさん含まれているので、お子さんでも安心して飲んでいただけるサプリメントでもあります。
魚がダメな子には牛乳やチーズ、鶏肉を意識的に食べさせる。人参が食べられないならピーマンやトマトなど同じ緑黄色野菜でカバーするなど。また大人と同じ濃い味付けではなく、素材の味が残るような薄味の調理をお勧めします。
日常無理のない範囲で食べるものには気を配りたいですね。